Slick Slider

> 概要

アルバムの中にある写真を次々と呼び出すアプリケーションであり、これを実現するためには以下が必要です。

  • html
  • css
  • JavaScript
  • jQuery
  • Slick Slider: jQueryのプラグインアプリケーション

html

これは皆さんご存知だと思いますが、web文書の内容とその構造を決めるプログラムです。ここでは、表示するアルバムの画像ファイルを次のように記載します。

< !DOCTYPE html >
< html lang="ja" >
< head >
< meta charset="utf-8" >
< tytle > 可愛い女の子 < /title >
< /head >
< body >
< ul class='slider' >
< li > < a href='画像ファイル1へのパス' > < /a > < /li > 
< li > < a href='画像ファイル2へのパス' > < /a > < /li > 
< li > < a href='表示画像全てのパス記載' > < /a > < /li > 
< /body >
< /html >

css

htmlの書式を調整する文書でhtmlのhead要素から呼び出します。Slick Sliderの場合、プラグインで主要なcssは準備されており、独自cssでは微妙な調整のみ実施します。

* html

< !DOCTYPE html >
< html lang="ja" >
< head >
< link rel="stylesheet" href="独自cssパス" >

* 独自css (今回独自に設定したcssはこれだけです。)

@charset 'utf-8';

li{list-style: none;}

img{display: inline-block;

height: 300px;

padding-bottom: 15px;

margin: auto;}

ul{width: 480px;

margin: auto;}


.slick-prev::before,.slick-next::before {

color:black !important;}

.theme{text-align: center;

margin: 0 auto;}

JavaScript

独自に作成が必要なのは、Slick Slider の起動用プログラムですが、とりあえず空のJavaSctiptファイルを作成し、これをhtmlのbody要素の直前から呼び出すようにしておきます。

jQuery

JavaScriptを簡単に操作できるよう作成した専用のツールで、無料で使用することができます。右欄の最新版jQueryの取得からダウンロードして、htmlから呼び出すようにします。

現在の最新版は、jquery-3.5.1.jsで次のように呼び出しています。

< script src="https://code.jquery.com/jquery-3.5.1.js" integrity="sha256-QWo7LDvxbWT2tbbQ97B53yJnYU3WhH/C8ycbRAkjPDc=" crossorigin="anonymous" > < /script >

Slick Slider

ここまでで、Slick Sliderを使用する準備は、全て整いました。ここからは、netのSlick Sliderメインページの指示通りに作業をします。

> Slick Slider

必要なファイルの準備

検索エンジンにslickと入力します。


クリックすると、Slick Sliderのメインページが開きます。


get it now から必要なファイルをダウンロードします。

zipファイルがダウンロードされますので、これを展開すると、以下のようになり、このうちのslickというフォルダーに必要なファイルが納まっています。必要なファイルは〇で囲んだものです。


htmlと同一階層に、img、js、cssというフォルダーを作り、imgには表示する画像ファイルを、jsにはslick.jsと先ほど作成しておいた、起動用の空のjsファイルを、cssにはfontとgifとcssと、これも先ほど作成した独自cssファイルをそれぞれ保存します。


htmlファイル、jsファイル、cssファイルの調整

Slick Sliderメインページのusageにならい各ファイルを修正する。htmlは、div要素でcontents(表示画像)を括っているが、私はul 要素で括り、表示画像をli要素に入れた。classは、’slider'である。多少の自由度はあるらしい。


次に、起動用のjsファイルであるが、yourclassは、ul要素のクラスであり、sliderです。settingsとsetting-valueは、オプションとして採用するプロパティと、その値であり、メインページのsettingsに情報が載っています。


調整が完了したhtmlは次のようになります。


今回採用したオプションは、前後に進める矢印、下方に各画像と関連するドット、自動的に画像を送るautoplayです。autoplay のデフォルト値は3000であり、3秒ごとに画像を進めます。今回は、autoplaySpeedを5000として、変更間隔を5秒としています。可愛い女の子は長く眺めていたいかなと考えました。


> 終わりに

jQueryのプラグイン・アプリケーションの使い方は、ほぼこれと同じようです。ただ、慣れと試行錯誤は結構必要です。このアルバム「可愛い女の子」がきちんと動くまで、3日ほどかかりました。UI。ハンバーガーメニュー等、まだまだ有名なプラグインがたくさんあります。是非、チャレンジしてください。


気が付いた方もいると思いますが、「可愛い女の子」には、ハートマークの「いいねボタン」を付けています。これは、ガタガタさんのアプリを使いました。phpという、サーバー上で動くプログラムが必要です。通信欄で皆さんからの連絡を受けるのにも、phpを使用しています。この仕組みは、後日テーマアップして話をしようと思います。

なお、phpを自分のコンピュータで動かすには、XAMPPというシステムをダウンロードする必要があります。